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両陛下、感染拡大ご憂慮 専門家から進講

専門家会議副座長の尾身茂氏からの進講の冒頭、発言される天皇陛下=10日午後、赤坂御所(宮内庁提供)
専門家会議副座長の尾身茂氏からの進講の冒頭、発言される天皇陛下=10日午後、赤坂御所(宮内庁提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が10日、延期の方向性を示した「立皇嗣(りっこうし)の礼」。秋篠宮さまが皇嗣となられたことを示す国事行為として19日に中心儀式が行われる予定だったが、感染拡大が続く状況に天皇、皇后両陛下は度々憂慮のお気持ちを示されており、関係者からは「国民に寄り添う皇室の慶事として、ふさわしい時期に行うのが望ましい」という声も上がっていた。

 儀式延期の方針が示された10日、両陛下はお住まいの赤坂御所に政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長を招き、約1時間半にわたり国内外の感染状況などについて説明を受けられた。当初は6日に予定されていたが、緊急事態宣言の発令に際し、延期されていた。

 天皇陛下は冒頭、医療関係者らに感謝を示した上で、「私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」と述べられた。尾身氏によると、両陛下はメモを取りながら、どうすれば医療崩壊を防げるかなどについて積極的に質問し、「国民が一丸となって乗り越えなければならないですね」などと話されていたという。

 感染拡大をめぐっては、両陛下は3月、長女の敬宮(としのみや)愛子さまの高等科ご卒業に際して公表した文書でも「我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています」とご憂慮。また、秋篠宮さまも医療関係者から話を聞くなど状況を気にかけ、立皇嗣の礼の関連行事として4月下旬から予定されていた伊勢神宮(三重県伊勢市)などへの参拝について、奉迎者の安全を考慮して延期を決められていた。宮内庁は今後、尾身氏以外の専門家からの両陛下への進講についても検討する。

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