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【脳を知る】「頭を打った!」ときに知っておくべき注意点

 ボクシングやラグビーなど激しくぶつかるスポーツでよく起こります。脳しんとうでは、脳の機能が一瞬麻痺しても、脳に傷はついていないので後遺症などはありません。ここまでの状態を診断するためには頭部CT検査が必要となります。

 最後は頭部打撲症です。これは文字通り、頭を打ったことにより「こぶ」という皮下血腫ができて腫れたり、頭皮が裂けて出血したりしているが、脳や頭蓋骨の中には何も起こっていない状態です。当然、意識障害や神経症状はありません。多少強く頭を打って打撲部痛があっても、実際はほとんどがこの状態です。

 以上をまとめると、頭を打ったときに考えるべき重要なポイントは、何らかの意識障害があるかどうかと打撲後の経過です。2、3時間以上経って日ごろと変わりがなければ、まず問題ありません。その間にぐったりしたり、嘔吐したりすれば要注意です。数時間以上経って日頃と変わりなければ心配ないと考えて良いでしょう。小児の場合、親から見て様子がいつもと違うかどうかが判断基準です。

 医師はこのように考えて診察しているので参考にしてください。

(済生会和歌山病院副院長 脳神経外科部長 小倉光博)

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