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【がん電話相談から】乳がん術後の反対側の乳房、各種検査は必要か

 Q 70代の女性です。最初に右乳がんと診断されたのは平成16年で、右乳房の温存手術となりました。経過観察してきてもう安心と思っていたら、温存術から約15年後の昨年3月、右乳房触診時に赤黒い浸出液が認められ、再びがんと診断され、右乳房の全摘出手術を受けました。次は左乳房です。左側はがんになっていませんが、今年1月に超音波検査をし、今夏には再度の超音波をはじめ、マンモグラフィー、CT(コンピューター断層撮影)、血液腫瘍マーカーの4つの検査をすると言われています。

 A マンモグラフィー検査は受けた方がいいことは研究で分かっています。より早くがんが見つかり、生存期間が延びる可能性があります。

 Q 私は70代です。高齢者でもマンモグラフィー検査は受けた方がいいのですか。もう2度と受けたくないのですが。

 A ご高齢だから大丈夫ということはありません。

 Q ほかの検査も必要ですか。

 A その指針になるのが「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」(日本乳癌(がん)学会編)です。反対側の乳房にできる新たながんについて、「早くみつければ、より完全に治せる可能性が高いため、乳がん術後には年1回のマンモグラフィーを受けることが大切」と記されています。また、超音波検査は最近の研究で有効な可能性があることが示唆されています。しかし、それ以外の検査は現状では必要といえるものではありません。

 Q 乳がんになる人がいれば、ならない人もいるのですか。月経は早く始まり、終わるのは遅く、子供は産んでいません。

 A 確かに月経が早い、閉経が遅い、出産歴がないというのは、女性ホルモン(エストロゲン)にさらされている期間が長いと考えられ、そうでない人と比べると、乳がんになる可能性は大きいとされています。しかし、その条件の人でも乳がんにならない人はおり、それが直接の原因であると言い切れるものでもありません。

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