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千葉・いすみ市、独自のオンライン医療相談「安心感提供したい」

外房こどもクリニックではオンライン診療のシステムが整備されている。右は黒木春郎院長=いすみ市
外房こどもクリニックではオンライン診療のシステムが整備されている。右は黒木春郎院長=いすみ市

 新型コロナウイルスへの感染を避けようと、市民を対象に自宅に居ながらスマートフォンやパソコンを使った「オンライン医療相談」を千葉県いすみ市が始めた。市が相談費用を助成する全国でも珍しい取り組みだ。2月27日から開始したが、市民の利用はまだないという。同市を含む夷隅郡市(他に勝浦市、大多喜、御宿両町)で5日までに感染が確認されていないことなどが背景にあるようだ。市は全国で感染拡大が続いており、この医療相談を継続する。

相談費用2000円、市が負担

 外房こどもクリニック(同市岬町)と吉田外科内科(同)の2つの医療機関で相談を受け付ける。市によると、事前に電話予約が必要で医療相談の後、2千円の料金はクレジットカードで決済。その後、自宅に郵送された領収書などを持参し、市内の大原保健センターで償還手続きをすると、全額が助成される。

 病院と患者の双方に感染予防のメリットがあるとの判断で始まった市の医療相談。市は開始にあたって市内ほぼ全世帯にあたる1万5千戸に案内を配るなどの周知をしたが、償還手続きをとった市民はいない。2つの医療機関への取材でも市民の利用者はいない。

新型コロナ感染者なく

 市の担当者は「スマホを持っていない高齢者が多いのかも」などと利用がない理由を推測する。市の4月1日現在の人口は3万7500人。高齢化率は平成31年4月時点で39・8%と54市町村中7位と実際、高齢者は多い。一方で外房こどもクリニックの黒木春郎院長(63)は「幸いにも夷隅郡市で感染が確認されていないためでは」と話す。同郡市で感染が確認されると、相談は増えるとみている。

 インフルエンザなどの感染症は東京から千葉の都市部、そして房総半島の地方へと感染する傾向があるという。黒木院長は「同じようにジワジワと地方へ広がる可能性がある」と指摘した。

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