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国境閉鎖インドからの出国で日本と台湾協力

 【台北=矢板明夫】台湾の外交部(外務省に相当)の欧江安報道官は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全土が封鎖されたインドに滞在中だった台湾人が日本政府が手配した臨時便に同乗して出国できたと明らかにし、日本政府に感謝の意を表明した。

 インド政府は3月25日から約3週間、国境を閉鎖して出入国を原則的に禁止した。日本政府は現地で暮らす邦人を帰国させるため、臨時便を手配。その際、台湾の駐インド代表処(大使館に相当)の要請を受け、インドに滞在していた12人の台湾人を乗せることに同意した。欧報道官によると、台湾人たちは4月1日夕にインドを出発、羽田空港を経由し、2日中にも台湾に戻る予定だという。

 国境が閉鎖された国からの脱出に関しては、3月末、南米のペルーで足止めされていた日本人観光客29人が、台湾が手配した飛行機に同乗して米国に出国した。菅義偉官房長官は30日の記者会見で、台湾側に対して「深い謝意の念」を伝えていた。世界各地で感染症が拡大していることを受け、外交関係のない日本と台湾は、第三国における協力体制を構築し、交流を深めている。

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