PR

ライフ ライフ

ザスパ草津・船津選手が感染 群馬県内20人に 「自己管理を徹底」も陽性 新型コロナ

会見する前橋市の山本龍市長(右)とザスパの奈良知彦社長=1日、同市役所(橋爪一彦撮影)
会見する前橋市の山本龍市長(右)とザスパの奈良知彦社長=1日、同市役所(橋爪一彦撮影)

  新型コロナウイルスの猛威は群馬県内のプロスポーツ界にも広がった。全国的な感染拡大を受け、サッカーJリーグ全公式戦が中断される中、J2ザスパクサツ群馬のDF船津徹也選手(33)=前橋市在住=の感染が3月31日に判明。県内では甘楽町在住の50代女性会社員の感染も同日明らかとなり、県内で確認された感染者は20人(うち1人は死亡)となった。

 「できる限りの予防、対策をしてきました。しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 船津選手は1日、チームを運営するザスパ(前橋市)を通じ談話を出した。

 ザスパによると、船津選手は3月22日、チームメートとバスで東京都へ遠征。トレーニングマッチを行い、前橋市へ戻った。23日は休みで自家用車で東京都へ出掛け、24日に再び前橋市に戻った。

 体調不良を覚えたのは26日夜。発熱、倦怠(けんたい)感があり、27日はトレーニングを休んだ。28~30日も発熱が続き、31日にPCR検査で陽性判定が出た。

 船津選手は1人暮らしで濃厚接触者については調査中。1日起床時点の体温は36・6度で回復傾向にあるという。他に体調の異常を訴えている選手はおらず、県内の医療機関に入院している船津選手を除く29人全員とスタッフ14人は自宅待機している。

 船津選手について、1日に前橋市役所で会見したザスパの奈良知彦社長は「非常にストイックで、自己管理を徹底していた健康な若者。改めて感染力の強さに驚いている」と話した。

 同席した前橋市の山本龍市長は「さまざまな点からしっかりと調査する。結果は即座に市のウェブページに発表する」と述べた。

 県によると、甘楽町在住の50代女性会社員は3月27日から頭痛や発熱などの症状が出た。いったん平熱に下がったが、先に感染が判明した富岡市在住の50代女性会社員と職場が同じで、濃厚接触者と認定された。31日に県のPCR検査で陽性と判明。軽症で、1日に入院した。

 2人の女性会社員の濃厚接触者は重複を除いて計32人。県が健康観察を続けるとともに外出自粛を要請している。

 県健康福祉部の武藤幸夫部長は1日の会見で、オーバーシュート(爆発的患者急増)には至っていないとし、「まだ踏ん張れている状況だ」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ