PR

ライフ ライフ

新型コロナの外出規制 各国で生活、娯楽、ビジネス一変

仏西部ナントで3月27日、集合住宅のバルコニーに出て運動をする住民たち(ロイター)
仏西部ナントで3月27日、集合住宅のバルコニーに出て運動をする住民たち(ロイター)
その他の写真を見る(2/2枚)

 ただ、企業にとっては人材確保が課題だ。米ネット通販大手アマゾンの仏労組は「十分な感染予防策がない」と抗議し、職場ボイコットが広がった。ルメール経済財務相も「アマゾンの就業強制は受け入れられない」と圧力をかけ、同社は仏で一部商品の配達を当面見送る方針を示した。

■家庭内暴力の増加懸念

 王室や閣僚に感染者が出た英国では、外出制限の影響で家庭内暴力が増加することを政府が懸念している。英メディアによると、欧州の一部地域で、新型コロナの感染拡大後、家庭内暴力事件に関する専用ダイヤルの相談が増加傾向にあるという。

 英国でも同様の状況に陥ることが警戒され、パテル内相は外出制限の状況が「家庭内暴力や児童虐待などの犠牲者を危険な状態にさらしている可能性がある」と警鐘を鳴らした。

 3月25日から全土で21日間のロックダウン(都市封鎖)に入ったインドでは、酒類の購入が難しくなったことから悲劇が起きた。

 印PTI通信によると、南部ケララ州でアルコール依存症だったとみられる7人が酒の入手が困難になったことから自殺。別の1人は酒の代わりにひげそり用のローションを飲んで死亡するという事件も起きた。

■首相がヨガを推奨

 健康問題を懸念するモディ印首相は国民にヨガを行うことを推奨。ツイッターで「ヨガは私の人生に不可欠であり、私はそれが(健康に)有益なことを知っている」と発言。自らを模したキャラクターがヨガを行う動画を共有し、健康の維持管理を促した。

 首都モスクワ市が3月30日から外出制限となったロシアでは、政府とネット関連企業が協力して3月21日に特設サイトが開設された。企業が提供する子供や社会人向けの教育プログラムに加え、映画や音楽といった娯楽を一定期間、無料で提供し外出できない市民の生活を支援している。(ニューヨーク 上塚真由、パリ 三井美奈、ロンドン 板東和正、シンガポール 森浩、モスクワ 小野田雄一)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ