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透析患者ら25人陰性 感染対策、不徹底も判明 静岡市の看護師感染で 

看護師の新型コロナウイルス感染で記者会見に臨む静岡市と市立静岡病院の関係者=31日、静岡市役所
看護師の新型コロナウイルス感染で記者会見に臨む静岡市と市立静岡病院の関係者=31日、静岡市役所

 静岡市は31日、市立静岡病院に勤務する40代の女性看護師と家族3人の計4人の新型コロナウイルス感染に関して、濃厚接触者らのPCR検査の結果を公表した。病院で透析室に勤務していた看護師の同僚や親族ら濃厚接触者と、濃厚接触の疑いのある透析患者ら計102人の検査を進めた結果、同日午前までに25人が陰性だった。病院内の感染対策の徹底が不十分だったことも明らかになった。

 市によると、疑いも含めた濃厚接触者の内訳は、看護師の親族8人、透析室の医療スタッフ17人、看護師が処置した患者37人を含めた透析患者77人で、うち陰性が確認されたのは透析患者21人と親族4人。さらに市は31日、看護師が立ち寄った美容院のスタッフ1人も濃厚接触者として追加した。

 市や病院によると、看護師は23日に発熱と喉の痛みで早退。翌24日に熱が下がったため、出勤した。休日明けの28日に出勤したが、市内の親族宅を訪問した29日に再び発熱があり、30日の検査で陽性と判明した。 病院では、感染対策について発熱などの症状が認められた場合、解熱後24時間以上が経過し、呼吸器症状が改善傾向になるまで出勤しないよう文書で繰り返し通知していた。

 しかし、女性は通知を守らず、現場の上司も最初の発熱後の翌24日に出勤してきたことを容認。市立静岡病院の小野寺知哉病院長は「指導が不十分だった。通知が徹底していなかった」と釈明した。看護師と上司は病院の調査に対し「『24時間以上』ということを覚えていなかった」と説明しているという。

 看護師の家族で感染が確認されたのは40代の夫と、10代の中学生と高校生の娘。これとは別に、女性の家族が東京都から18~24日に静岡市に帰省しており、市は都に検査を依頼。現時点で感染経路は不明だが、帰省した家族がウイルスを持ち込んだ可能性もある。

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