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学校再開「本当にいいのか」 自治体、判断に苦慮

 都教委でも都立学校の4月6日始業で準備を進めてきたが、関係者によると、この数日間の感染者急増を受けて、始業日を延期すべきだとの慎重論が強まってきた。

 一方、6、7日の入学式開催に続き、月内は4時限目で終了とする授業短縮などを実施することで、8日からの小中高校などの授業再開を決めた横浜市。電車通学で行動範囲が広い高校なども、時差通学のために1時限目を取りやめ、朝の通勤ラッシュを避けられるようにする措置を取った。

 市教委の担当者は「再開するのであれば、この時期に通知しないと学校の準備が間に合わない」と説明。保護者からは再開と休校延長の両方を求める声が寄せられていたといい、「ぎりぎりの判断だった」と苦しい胸の内を明かした。

■不安尽きない保護者

 自宅待機が続く小さな子供らを抱える保護者の不安も尽きない。重要な節目となる卒業式などの式典の縮小や中止が相次ぎ、級友との接触も限られる中、子供の精神状態を心配する声も上がる。

 「具体的な決定が聞こえてこない。イライラが募る。新学期だって延期するなら早く発表してほしい」

 新学期から小学6年になる長男(11)と新1年生の次男(6)を抱える東京都多摩市の主婦(40)は語気を強めた。

 3月から急遽(きゅうきょ)、休校が始まり、自宅待機が長くなっている長男はストレスをためて怒りっぽくなっており、勉学の遅れも心配だ。「もっと宿題を出してほしい。タブレット端末を活用して授業の配信はできないのだろうか」と話した。

 次男が通っていた幼稚園も休園となり、卒園式は縮小。楽しみにしていた遠足は中止となった。女性は「本当に寂しそうだったし、うまく切り替えることができるのか。小学校の入学式はどうなるのか」と表情を曇らせた。

 新小学2年の長女(7)がいる横浜市の会社経営の女性(39)は「ずっと家にいるとストレスがたまるし、学習面も心配なので学校が再開されればありがたい」とする一方、「子供は大人より手洗い、うがいを徹底できないと考えると、4月いっぱいは休校が良いのではという思いもある」。学校が再開されれば、子供には手作りのマスクをさせ、除菌ジェルを持たせる予定だ。

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