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嗅覚・味覚障害でコロナ検査すべきか 専門家「全員検査は不適切」

 新型コロナウイルスの感染が確認されたプロ野球阪神の藤浪晋太郎投手(25)や同僚選手が訴えている嗅覚や味覚の異常は、海外でも同様の事例報告が相次いでいる。発熱などの症状がなくても、ウイルス検査の対象に加えるべきだとの声が上がる一方、検査態勢が限られる中で慎重な対応を求める専門家もいる。

 英国の耳鼻咽喉科学会は、韓国や中国、イタリア、ドイツで感染者の多くが嗅覚障害を訴えていると指摘。感染が確認された米プロバスケットボールNBAの選手は、療養中に4日間ほど嗅覚を失っていたという。米国の耳鼻咽喉科学会は、鼻炎などが原因でない場合、感染の疑いを視野に検査や隔離の対象に加えるよう提言している。

 日本では現状、発熱の症状や倦怠(けんたい)感、息苦しさなどが医療機関の受診、検査の目安。自治医科大の西野宏教授(耳鼻咽喉科学)は、一般的な風邪や花粉症でも嗅覚・味覚障害が出るとして、「新型コロナに特徴的な症状ではなく、対象者全てを検査するのは不適切。濃厚接触者など感染が疑われる人であれば早期発見につながるが、その他の人は外出を控えるなど感染を広げない行動を取ってほしい」と話している。

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