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首里城復元は2026年 政府方針、防火対策を徹底

火災で全焼し、がれきが散乱したままの首里城の正殿跡。奥は焼損した奉神門=2月、那覇市
火災で全焼し、がれきが散乱したままの首里城の正殿跡。奥は焼損した奉神門=2月、那覇市

 政府は27日、火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)の復元に向け、2022年中に本体工事に着手して26年までの復元を目指す工程表を決定した。防火対策を徹底し、正殿の復元はヒノキ科の無垢材を使うことも盛り込んだ。首相官邸で開いた関係閣僚会議で菅義偉官房長官は「首里城は沖縄県の皆さんの誇りとも言える重要な建造物だ。復元に向けて責任を持って取り組む」と述べた。

 工程表では20年度の早期に設計に入る。再建過程を一般公開し、観光資源として活用する方針だ。沖縄県と連携して進める。

 防火対策として、最先端の自動火災報知設備やスプリンクラーを設置し、火災の早期覚知や初期消火の体制を整備する。外部からの連結送水管を城郭内に設置。貯水槽の増設や消火栓の新設も検討する。世界文化遺産に登録された地下遺構の保護を前提とする。

 正殿の柱に用いる沖縄在来種のイヌマキなどの大量調達が困難だとして、国産ヒノキを中心に使う方針。戦後の復元時に用いた台湾産ヒノキの使用も含め、調査を進める。(共同)

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