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準備本格化も課題山積 学校再開指針通知受け各自治体

大阪市の松井一郎市長(右)=3月22日、大阪市
大阪市の松井一郎市長(右)=3月22日、大阪市

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一斉休校をめぐり文部科学省が24日示した学校再開に向けた指針。多くの学校で春休み明けから再開の見通しとなり、各地の教育委員会は本格的な準備に入った。一方、地域でオーバーシュート(爆発的患者急増)が起きた場合、再び休校を要請する可能性もある。感染リスクを抑えつつ休校に伴う学習の遅れをどう取り戻すかなど、課題も山積している。

 4月以降に公立学校の授業を再開する方向で検討している東京都教育委員会はこの日の指針を受けて、授業実施時の具体的な感染防止策を各学校に通知する方針を示した。

 ただ、すでに春休み中の中止を求めている部活動については「授業よりも対策が取りにくい」(担当者)として、新学期になっても引き続き見合わせる可能性が高いという。都の担当者は「長期休みによる学習の遅れを大変心配している」とも話しており、春休み中や新学期が始まって以降も補習授業を行うなど、各学校ごとに対応をとることを検討している。

 千葉県松戸市教委は、感染拡大防止や臨時休校で不足している授業時間を確保するため、新年度に予定されていた市立小中学校の運動会を中止すると明らかにした。修学旅行は延期を含めて対応を検討し、他の宿泊行事は中止する。

 一方、今月に入りライブハウスで小規模な感染者の集団「クラスター」が確認された大阪市では、松井一郎市長が「子供も保護者もストレスがたまっている。(学校再開は)妥当な判断だ」と文科省の通知に賛同した。同市教委では新学期からの授業再開を目指しており、文科省指針を反映した独自のマニュアルを作成予定という。

 大阪府内では、これまでに130人以上のコロナウイルスの感染者が確認されている。府教委の担当者は府立学校について「4月3日までをめどに再開の判断をすることになる」と説明した。

 110人以上の感染者が確認された兵庫県。同県教委によると、春休み中の補習について、クラスター感染がみられる神戸市や伊丹市などの以外の学区で週4日、午前中に限定して実施するという。

 また神戸市教委は、市立中学校の部活動を再開する予定。担当者は「現場が混乱しないように、細かい方針を市独自で決めていければ」と話した。

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