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新型コロナ 重症者向けに約700床確保へ 都、医療体制強化の方針

今後の感染拡大に備えた医療体制の強化について説明する小池知事(右から3人め)=新宿区の都庁
今後の感染拡大に備えた医療体制の強化について説明する小池知事(右から3人め)=新宿区の都庁

 都は23日に開いた新型コロナウイルスの対策本部会議で今後の感染者数増加に備え、医療体制を強化する方針を確認した。重症者を受け入れる病床については都内の感染症指定医療機関を中心に最大約700床を確保する一方で、軽症者は自宅療養などを促す枠組みを検討していく。今後、患者の受け入れ先に関する医療機関との調整などを担う組織を設置する。

 厚生労働省クラスター対策班の21日時点の分析によると、対策が強化されなければ、4月2~8日までの間に都内で320人の患者が出ると試算。世界中で感染拡大が続く中、日本への帰国者を起点とするクラスター(感染者の集団)が形成され、連鎖することへの懸念が示されている。

 実際に都内では海外からの帰国者の感染が目立っており、都は感染拡大防止策の推進とともに、医療体制を強化する必要があると判断した。

 重症者向けの病床として、集中治療室などが整備された医療機関で最大約700床の確保に取り組む。一方で、中等症の患者については一般病床に最大約3300床を用意し、軽症者については自宅や宿泊施設などで療養する枠組みを検討するとした。オンラインによる医療相談や診察を促すための関係機関との協議も進める。

 小池百合子知事は23日の記者会見で、若者から高齢者や基礎疾患を持つ人たちに感染が広がり、重症者が増加することへの危機感を表明。「体調が悪いときは無理せずにきちんと休み、感染の心配があるときはかかりつけの医師に電話で相談してほしい」と協力を呼び掛けた。

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