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教えて!K-da先生 学習指導要領 「生きる力」さらに伸ばすため

萩生田文科相
萩生田文科相

 新年度から新しい学習指導要領が小学校で始まる予定です。令和3年度から中学で、4年度から高校でも順次実施されます。

 学習指導要領とは、全国どの学校でも一定の教育水準が保てるよう文部科学省が定めた教える内容(カリキュラム)の基準です。教科書や時間割は、これを基に作られます。

 今回の改定のポイントは「生きる力」をさらに進めるために、子供に必要な力として、すべての教科の内容を(1)知識および技能(2)思考力、判断力、表現力(3)学びに向かう力、人間性-で整理しました。

 具体的には小中学校で道徳が“特別の教科”となるほか、プログラミング教育が開始・充実されます。小学3、4年生でも英語の学習が行われます。

 高校では「倫理」や新しい科目「公共」が道徳の役割を果たすほか、自分の生き方を考えながら課題を解決する「総合的な探究の時間」という授業もできます。

 さらに、言語能力の育成や理数教育、伝統や文化に関する教育、主権者教育、消費者教育、防災・安全教育など多くの取り組みが開始、拡充されます。

 ただ、小学校の英語も、プログラミング教育も、総合的な探究の時間も専門教員がいないので、どれだけきちんと教えられるのか不明です。

 内容だけでなく、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を勧めるなど、学習方法にも初めて言及しました。

 先生の指導力不足への対応だとの指摘がある一方、指導基準にすぎない「要領」が強い拘束力を持つことは疑問だとする声もあります。

 今回の改定が、子供の生きる力を伸ばすことになるのか、当事者である小中高校の皆さんも含め、しっかり見ていく必要があると思います。

K-da先生 中学校社会科教諭から新聞記者になり、教育問題などを取材してきました。趣味は登山と街歩き。世の中の難しいことを、簡単に分かってもらおうと頑張っています。

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