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【御朱印巡り】茨城・小美玉市「素鵞神社」 祭神と神獣で「おもてなし」

子年の干支が描かれた神獣画御朱印
子年の干支が描かれた神獣画御朱印
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 戦国時代後期、享禄2(1529)年の創建と伝わる素鵞(そが)神社。茨城県小美玉市に鎮座し、令和元年に創建490年を迎えた古社は毎年7月に「小川のぎおん」と呼ばれる例大祭を行い、地域ににぎわいをもたらす。そして近年、祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)と境内社・稲田姫神社に祭られる櫛稲田姫尊(くしいなだひめのみこと=素戔嗚命の妻)を描いたカラフルな絵柄や神獣を精密に描いた「結和(ゆわ)の御朱印」で知られるようになった。

 「地元の子供に神社を知ってもらいたい」と考えたのが始まりと木名●(=瀬の頁が刀の下に貝)尚孝宮司の長男、真大禰(ね)宜(ぎ)。「お正月や七五三などで身近な存在だが、神社には敷居が高いイメージもある。神社とはどのような所か、まず来てもらうためのきっかけが結和の御朱印」という。

 「小さい頃から細かい作業が好きだった」という弟の貴志権(ごん)禰宜が独学で学んだイラストとレタリングの技法を駆使して原画を受け持ち、「県を代表するような大きな神社ではないが、地域に密着した小さな神社なりの『おもてなし』ができれば」との思いを込めて御朱印作りに励む毎日だ。

 平成29年10月に「結和の御朱印」を始めるまでは、一日に数人の氏子が詣でるに過ぎなかったが、評判を聞きつけた参拝者が平日でも30~50人、週末には100人を超える人が詰めかけるように。当初は貴志権禰宜が一つ一つ手描きしていたが、参拝者の都合を考えて原画を複写したものに参拝当日の日付を記入する「書き置き」のスタイルに移行した。

素戔嗚尊が祭られる素鵞神社=茨城県小美玉市小川古城
素戔嗚尊が祭られる素鵞神社=茨城県小美玉市小川古城
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 最近の御朱印ブームによって大手旅行会社が企画するバスツアーのルートに組み込まれ、大型バスに乗った参拝者が訪れるようになったため、その対応に苦慮。真大禰宜は「ツアーが来る時間帯には一般の参拝客に待ってもらうしかない。その代わり、ツアーの皆さんには短い時間ではあるが、当神社の由緒や神道についてお話しさせてもらう」と話す。

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