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「ツール・ド・とちぎ」一転中止 開幕4日前、国際団体要請で

「ツール・ド・とちぎ」の中止を発表する実行委員会の喜谷辰夫会長=16日、県庁
「ツール・ド・とちぎ」の中止を発表する実行委員会の喜谷辰夫会長=16日、県庁

 今月20~22日に栃木県内で開催予定だった自転車の国際ロードレース「第4回ツール・ド・とちぎ」の全面中止が16日、決まった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を踏まえ、国際自転車競技連合(UCI、本部・スイス)が全公認レースの中止を通知、実行委員会が同日判断した。今回が最後の開催の予定だった。

 実行委は、海外勢が参加しない非公認レースとしての開催も検討したが、その場合は国内チームの辞退も相次ぐと判断。また、新型コロナウイルスの感染収束が見込めない中で延期は難しいとし、中止を決めた。

 実行委の喜谷辰夫会長は県庁で記者会見し、「残念だが、やむを得ない。これまで地域活性化に貢献してきた自負があり、今後の自転車文化の広がりにつながれば」と無念をにじませた。大会名誉会長を務める福田富一知事も「オール栃木体制で取り組んできた大会であり、今回が最後の予定だったため、残念でならない」とコメントした。

 平成29年に第1回大会が行われた同レースは、本州では難しいとされていた公道レースを定着させ、“自転車先進県”を国内外に発信する役割も果たした。

 最後の開催となる今年は5カ国15チームが参戦する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月に入り方針転換。関連の催しや一般参加者のレースを中止し、沿道観戦の自粛も呼びかけた上で、公認レースに絞って縮小開催する計画を5日に発表していた。(山沢義徳)

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