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将棋の元奨励会初段、加藤桃子女流三段が快進撃 1週間に2つのタイトル挑戦権獲得

加藤桃子女流三段=2日、東京・千駄ケ谷の将棋会館
加藤桃子女流三段=2日、東京・千駄ケ谷の将棋会館
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 将棋の棋士養成機関「奨励会」元初段、加藤桃子女流三段(25)が快進撃の活躍を見せている。今月上旬、第31期女流王位戦と第13期マイナビ女子オープン(タイトル称号は女王)でタイトル挑戦権を相次いで獲得。今年度の勝率(9日現在)が女流1位(8割5分7厘)と、絶好調の加藤女流三段が挑むのは元奨励会三段の里見香奈女流王位(28)=女流4冠=と、先の奨励会三段リーグ戦で史上初の女性棋士まであと一歩だった西山朋佳(ともか)女王(24)=女流3冠=だ。

 2日、東京・千駄ケ谷の将棋会館「特別対局室」で指された第31期女流王位戦挑戦者決定戦で、加藤女流三段は伊藤沙恵女流三段(26)を81手で下し、初の女流王位挑戦を決めた。

 その4日後の6日には、同じ対局場で指された第13期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦で清水市代女流六段(51)に94手で勝ち、女王への挑戦権を獲得した。

 静岡県出身の加藤女流三段は女流棋士になる前、奨励会に在籍していた。平成18年9月、安恵照剛八段門下で、11歳のときに同会6級で入会。26年5月、里見女流四冠、西山女流三冠に続き、現行規定において3人目の女性の奨励会員初段となった。

 その間、奨励会員として参加できる棋戦に出場。23年の第1期女流王座戦で、いきなり挑戦者となり、五番勝負をフルセットの末に制し、初タイトルを獲得、初代女流王座に輝いた。翌年、女流王座連覇。26年には第7期マイナビ女子オープン五番勝負で里見女王(当時)を3勝1敗で破り、初の女王を奪取すると、4連覇を達成した。その女王の座を奪ったのが西山女王。今期の五番勝負は、前女王が現女王に挑む構図だ。

 30年5月に無冠となり、昨年3月、奨励会退会を決意。退会し、日本将棋連盟に女流棋士資格を申請、4月1日付で東京所属の女流棋士三段としてプロデビューした。

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