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【書評】『サル化する世界』内田樹著

『サル化する世界』内田樹著
『サル化する世界』内田樹著

 新型コロナウイルスの流行で、オイルショックのときのようなトイレットペーパーの買い占め騒動が起きた。科学技術は進歩しても人間は進歩しない。それどころか道義心を失えばいくらでも退化・堕落する。「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」という考えが世界中を覆い、子供の未来を前倒しで収奪しようとさえしている。

 そうなってしまった世界を、著者は見据え、サル化の根本原因を探り、分析し、警鐘を鳴らす。著者の立場はリベラルの極みであるが、未来のために、保守であっても耳を傾けるべき内容がある。(文芸春秋・1500円+税)

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