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東京都平和の日記念式典中止、大法要は規模縮小 新型コロナで

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、10日の東京大空襲の日に合わせ開催を予定されていた慰霊行事が、相次いで中止や縮小に追い込まれた。都は6日、「平和の日記念式典」の中止を発表。都慰霊協会が開催する法要も規模の縮小が決まり、秋篠宮ご夫妻は参列されないことになった。小池百合子知事は6日の定例記者会見で、当日の黙祷を都民に呼びかけた。

 記念式典は平和の意義や尊さを確認しようと、平成3年から毎年3月に行われていた。都によると、中止は初めて。今年は30回目の節目となり、10日午後2時から都庁第一本庁舎に小池百合子知事や各国大使、空襲犠牲者の遺族ら約600人が集まる予定だった。都は開催に代えて、小池知事や被災者代表のメッセージをホームページに掲載することを検討している。

 一方、空襲犠牲者の遺骨が納められている都慰霊堂(墨田区)で10日午前10時から営まれる法要は開催される方針だが、規模は小さくなる。主催する都慰霊協会によると、小池知事らの参列も取りやめとなり、遺族代表数人が出席する。例年約600人規模で開催してきたが、今年は同協会職員ら関係者を含め20人程度にとどまる見込みだ。

 戦後間もない昭和22年から続く法要だが、こうした事態は初めてという。担当者は「御霊を慰める大切な行事であり、最低限どんな形で開催できるかぎりぎりの判断をした」と語った。

 女性や子供ら約10万人が犠牲になった東京大空襲から、今年は75年となる。小池知事は定例記者会見で式典の中止について「大変残念だが、新型コロナ感染拡大防止の観点から中止を決めた」と述べた上で、「10日午後2時から、1分間の黙祷をお願いしたい」と都民に呼び掛けた。

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