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元アスリートの就職支援 日本営業大学・中田学長「困ったときの受け皿に」

 競技を引退したアスリートの第二の人生を支援する教育機関がこの春、開校する。都内と大阪府で校舎を構える「日本営業大学」(本部・大阪市)。会社で働くための基礎知識を教えるほか、就職のあっせんなども手がける。同大学の中田仁之学長は「引退したアスリートが困ったときの受け皿になりたい」と意気込んでいる。(石原颯)

 トップクラス選手らの現役引退後の「セカンドキャリア」をめぐっては、現役時代、日夜練習に没頭するあまり、同世代に比べてパソコンの基本的な操作が身についていなかったり、こうしたことが原因となって定職に就けないケースがあるなど、スポーツ界全体の課題に挙げられている。

 日本営業大学は現役を退いたアスリートに向け、社会人になるための基礎教育を徹底。ビジネスマナーやIT技術、営業トークのノウハウなどを教える。開校前にいくつかの授業がすでに展開されており、中田学長は「勉強が嫌いなアスリートも、実践につながることを教えるので、前のめりに聞いてくれる」と手ごたえを語る。見学に来た企業の反応も上々という。

 中小企業診断士の資格を持ち、これまで各企業の経営支援を担ってきた中田学長がアスリートの支援に乗り出したのは、元高校球児との出会いがきっかけだった。

 元球児は甲子園にも出場し、推薦で大学に進学。しかし、大ケガが原因で現役を引退、大学も同時に辞めてしまう。出会った当時、「僕の人生のピークは20歳ですから」と人生の道標を見失っていたという。

 中田学長は元球児の就職支援に乗り出し、中小企業の経営支援で培ったノウハウをフル活用。自身が活躍できる場所が社会にあることを説いた。元球児は企業人としての基本的な知識を吸収し、製造業の会社に就職。今では営業マンとして活躍しているという。

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