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一斉休校で先生ら苦悩 「1週間前に予告してくれれば」  

生徒の成績評価などを行う青稜中学・高校の教員たち=2月29日、東京都品川区
生徒の成績評価などを行う青稜中学・高校の教員たち=2月29日、東京都品川区

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国すべての小中高校などの一斉休校を要請するという文部科学省の異例の通知から一夜明けた29日、公立校の児童生徒の多くは土曜日で登校せず、要請を受け入れた自治体では長い休みが始まった。土曜日授業を実施する私立校などもこの日が最後の登校日だった。急に休校が決まったため、自宅学習のあり方など多くの課題が残されているのも事実。成績をどうつけるか、子供たちと連絡をどう取り合うか-。先生たちの不安や懸念が高まっている。

■期末テスト中止

 「生徒の健康が第一なので、一斉休校の要請には賛成だ。しかしあまりに急すぎた」

 私立校の青稜中学・高校(東京都品川区)の青田泰明校長代行はこう話し、表情を曇らせた。

 学期末試験を高校は29日から、中学は3月2日から行う予定だった。だが、安倍晋三首相が一斉休校の要請を表明した27日夜に中止を決定。「頑張ってテスト勉強をしている生徒が多かったので、苦渋の決断だった。せめて1週間前に予告してくれれば前倒しして実施できたのに…」と、青田校長代行は語る。

 29日は休校前の最後の登校日。子供たちの声が響かなくなった放課後も、多くの教員は夕方まで居残り、成績をつけたり、休校中の学習課題などについて話し合ったりした。

■成績どうつける

 一方、29日から生徒が休みに入った東京都新宿区立西早稲田中学校では「教職員の健康管理も重要」(副校長)とし、この週末は特別な用事がない限り教員の出勤も取りやめとなった。

 ただ、週明けからは成績のつけ方や卒業式などをどう行うか、検討事項が山積しているという。「夏休み前と異なり、まとめの時期の年度末前に休校となったので本当に大変」と、副校長はこぼす。

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