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WHO、世界的流行認定 新型肺炎の危険性、最高レベルに引き上げ

記者会見に臨むWHOのテドロス事務局長=28日、スイス・ジュネーブ(ロイター)
記者会見に臨むWHOのテドロス事務局長=28日、スイス・ジュネーブ(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)のテドロス事務局長は28日、記者会見し、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の危険性評価で、世界全体をこれまでの「高い」から最高レベルの「非常に高い」に引き上げたと発表した。感染が世界各地に広がり、歯止めがかからない状況を受け、世界的な流行を認定した格好だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大は中国を発端とし、最近はイタリアなどの欧州諸国、イランを中心とした中東地域に拡大。これまでに世界5大陸での感染が確認された。

 テドロス氏は28日の会見で、新型肺炎の症例が数日間にわたり、欧州やアジアなどで急増していることについて、「明らかに懸念事項だ」とし、各国に警戒を呼びかけた。同時に「ウイルスを封じ込める時間はまだある」とも強調して、冷静な対応を訴えた。

 WHOは新型コロナウイルスをめぐり、1月30日に感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言したが、これまでは世界各地での感染例は中国と比べると数が少なく、世界全体の危険性を「非常に高い」から1段階低い「高い」としてきた。

 だが、最近の世界各地への拡大を受け、テドロス氏は2月27日の会見で感染の封じ込めに向けた「岐路になる重要な時期」とし、「自国での感染はないと想定するのは致命的な誤りだ」とも強調していた。

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