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北海道が「緊急事態宣言」 今週末の外出控えるよう道民に

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「緊急事態宣言」を発表し、記者会見する北海道の鈴木直道知事=28日、北海道庁
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「緊急事態宣言」を発表し、記者会見する北海道の鈴木直道知事=28日、北海道庁
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 北海道の鈴木直道知事は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態を宣言し、道民に今週末の外出を控えるよう呼び掛けた。鈴木知事は「一日も早く終息するには今がヤマ場だ」と述べ協力を求めた。緊急事態宣言の期間は28日から3月19日まで。

 北海道ではこの日、新たに12人の感染を確認。前日には、これまでに確認された感染者6人が北見市で2月13~15日に開催された生活関連商品の展示会を訪れていたことが判明し、集団感染が疑われている。このうち3人は札幌市から参加しており、症状の軽い感染者の移動により地域間の感染が拡大する恐れも生じている。

 鈴木知事は「このままでは感染が急速に広がっていく」と強い危機感を表明した。宣言の理由として、北見市の例がある上、地域から都市に人が集まり分散する北海道特有の都市構造を挙げた。

 政府は国民に対し「不要不急の外出」を控えるよう呼びかけているが、鈴木知事は「基本的には外出を控えていただく」と述べ、飲食店やスポーツジムなどでの接触の可能性を具体的に例示した。その上で「小中学校の一斉休校で子供たちが外出を控えている。大人が同様に取り組んでいかなかれば感染が広がる」とし、政府の呼びかけよりも踏み込んだ外出自粛要請に道民の理解を求めた。

 ただ、要請に法的な根拠はなく「私の立場ではお願いしかできない」とした。

 さらに、感染者数が66人と最も多い北海道を重点地域に指定し総力で対策に取り組むよう、安倍晋三首相に緊急要望を行う考えを示した。

 鈴木知事は「全力で感染拡大防止に取り組まなければいけない。北海道が必要だと思うことを国は実施してほしい。現実的な対応をしなければ感染が拡大していく」と述べた。

 この日、北海道と札幌市が発表した感染者は、10歳未満の男児1人を含む日本人の男女12人。これで道内の感染者は計66人となった。道内の各地域で感染者が確認されている。

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