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自閉症の行動、薬で緩和 遺伝子変異が脳に影響

 自閉スペクトラム症の患者に多い遺伝子変異を持つマウスは脳の一部が過剰に活動しており、薬で鎮めると、他の個体への無関心など特徴的な症状が和らぐことが分かったと、大阪大の中澤敬信准教授(神経科学)らのチームが26日発表した。中澤さんは「大人になってからでも薬で治療できる可能性を示した」と話しており、治療薬の開発につながると期待される。

 チームは、患者の「POGZ遺伝子」の変異に着目。この遺伝子の働きを抑えたマウスの胎児は、脳の神経細胞の成長スピードが低下した。患者の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った神経のもとの細胞も成長しにくく、遺伝子変異が脳の発達を妨げていることが分かった。

 この変異があるマウスは、他のマウスとにおいをかぎ合ったり遊んだりせず、自分の毛繕いを繰り返す傾向があった。脳を調べると前帯状皮質という部分が興奮しており、抗てんかん薬で抑えると、周囲のマウスとの付き合いが回復したという。

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