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面会制限、消毒徹底…高齢者施設対策を強化

手指の消毒徹底が求められる高齢者施設
手指の消毒徹底が求められる高齢者施設

 感染拡大を続ける新型コロナウイルスに対し、警戒感を高めているのは高齢者を抱える介護施設も同様だ。東京都内では施設職員の感染も判明。各施設は面会制限を始めるなど対策強化を急いでいる。

 特別養護老人ホーム「いずみの苑」(板橋区)ではこの時期、季節性のインフルエンザ対策として、施設や入所者らのアルコール消毒を徹底している。今月からは新型ウイルス対策も追加し、新たに体温が37度以上ある面会者の接見を断ることにした。

 面会を許可する場合でも閉鎖空間となる利用者の部屋ではなく、1階で済ませてもらうことに。担当者は「重症化のリスクが高い高齢者の感染を何としても水際で止めたい」と話す。

 「こしみずリハビリデイサービスセンター」(中央区)では来所する高齢者の手指の消毒などを心がけるが、人の出入りも多く、施設外では個々人の対策に頼るしかないのも実情だ。

 厚生労働省は24日、面会は緊急時を除き制限することが望ましいとした留意点をまとめ、都道府県などに通知した。面会者には体温測定を求め、発熱症状があれば面会を断るよう要請、施設職員には出勤前の体温測定などの徹底を求めた。

 東京医療保健大の菅原えりさ教授(感染制御学)は「介護現場の対策は事業所ごとに異なり、施設によっては感染制御に詳しい人材を配置できていない可能性もある。職員らの取るべき注意点、環境消毒の進め方、面会制限の在り方などを具体的に示していく必要がある」と話している。

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