PR

ライフ ライフ

首相「重症化防止の体制整備を」 基本方針の策定指示

新型コロナウイルス感染症対策本部で発言する安倍晋三首相(手前から2人目)=18日午後、首相官邸(春名中撮影)
新型コロナウイルス感染症対策本部で発言する安倍晋三首相(手前から2人目)=18日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は23日、官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、感染拡大の防止に向けた具体策を明記した政府の総合的な基本方針を策定するよう指示した。「情報提供や感染拡大防止策、医療提供態勢など講じるべき対策を整理し、国民に総合的な基本方針として早急に示すよう作業を進める」と述べた。24日に専門家会議を開き、25日の対策本部会合で決定する見通し。

 加藤勝信厚生労働相は23日の記者会見で、国内感染の状況について国内発生早期だが、「次のフェーズ」への移行期との認識を示した。

 加藤氏は感染拡大防止に向けた基本方針策定に向けた考え方として「集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制」することを現時点で最も重要な対策に挙げた。患者の増加のスピードを抑えて「時間を稼ぎ」(厚労省幹部)、その間に医療態勢の強化を図って流行のピークを下げるための具体策を専門家会議で検討し、基本方針で示す考えだ。

 具体的には、国民への迅速な情報提供や、感染者が発生した地域での時差通勤・通学の容認、学校や保育施設の臨時休業など、国民生活や経済への影響を最小限に抑えつつ、地域の実情に合わせ、感染拡大阻止に向けた対応を求めるとみられる。

 首相は会合で、国内の複数の地域で感染経路が特定されていない感染者が出ている現状について「現時点は大規模な感染拡大を防止する上で重要な局面だ」と強調。その上で「今後、国内で患者数が大幅に増えたときに備え、重症化防止を中心とした医療提供態勢を早急に整える必要がある」との考えを示した。

 集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船した乗客が下船後の検査で陽性であることが判明したことを踏まえ、「(下船した乗客の)健康状態のフォローアップをさらに強化」するよう要請。加藤氏は、下船者に関しては定期的に実施するとしていた健康確認を毎日実施することを明らかにした。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ