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【脳を知る】「転移性脳腫瘍」複数存在するケース多く

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 日本人の死亡原因の第1位で約3人に1人が亡くなるといわれている「がん」。また日本人の2人に1人はがんにかかるともいわれ、もはやがんは誰もがかかりうる病気といえます。加えて平均寿命の伸び、がん治療成績の向上でがんになっても長生きできるようになり、「転移性脳腫瘍」の患者さんが増加しています。

 転移性脳腫瘍とは、全身のがんが血流にのって脳へ転移したものをいいます。がん全体の約10%が脳へ転移するといわれます。がんが発生した臓器を原発部位といいます。転移性脳腫瘍の原発として最も多いのは肺がんで、約半数を占めます。次いで乳がん、胃がんなどですが、どのがんでも脳に転移する可能性はあります。

 転移性脳腫瘍の特有の症状はなく、頭痛、嘔吐(おうと)、けいれん、麻痺(まひ)や言語障害などを生じます。また転移性脳腫瘍は一つではなく複数存在することが多いです。

 頭部のMRI(磁気共鳴画像装置)などで診断しますが、転移性脳腫瘍が見つかるパターンとして2つあります。1つは、原発のがんの治療中に脳の症状が出現して見つかる場合で、大多数がこのパターンです。

 もう一つは、脳の症状が出現したことで病院を受診し脳に腫瘍が見つかり、調べるとがんの転移だったという場合です。

 転移性脳腫瘍に対する治療は、手術(開頭による腫瘍の摘出)と放射線治療です。手術は腫瘍が一つのみで手術により症状の改善が可能な場合に行うことがあります。

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