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新型肺炎 重症化リスクある人たち、どう守る? 求められる感染予防策の徹底 

 感染が拡大する新型コロナウイルス。対策が急務となっているのは、高齢者のほか、さまざまな病気の原因になる基礎疾患を抱えていたり、透析を行っていたりするなど重症化リスクが指摘されている人たちへの対応だ。「このまま過ぎ去ってくれれば」「早く検査キットが普及してほしい」。高齢者施設や医療機関では、感染防止策を徹底しつつも不安は尽きない。

 「糖尿病などの基礎疾患がある方や透析を受けている方は、発熱などの風邪症状が2日程度続いた場合には相談してほしい」。加藤勝信厚生労働相は17日の記者会見で、各地に設置した「帰国者・接触者相談センター」への相談の目安についてこう述べた。

 厚労省が重症化しやすいとしたのは、高齢者▽糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患がある▽透析患者▽免疫抑制剤や抗がん剤を服用している-といった人たち。要因は明確ではないが、中国で重症化する傾向があるのは、糖尿病や高血圧、心臓病などの持病がある人や高齢者とされる。

 千葉県市原市の「軽費老人ホーム渓泉荘」では、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、厚労省や関係機関からのウイルスに関する通達などについて逐一、職員間で情報共有しているという。吉川富貴子施設長は「インフルエンザと同じように手洗い、うがいを徹底し、過度に怖がらないようにしている。このまま過ぎ去ってくれればと祈っている」と話す。

 現時点で新型コロナウイルスは、有効とされる抗ウイルス薬はなく、ワクチンも開発されていない。特定感染症指定医療機関に指定されているりんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)の倭(やまと)正也・感染症センター長は「外出後や食事前の手洗いと人混みを避けるなど一般的な感染症予防策で、重症化しやすい患者への感染を防ぐしかない」と説明する。

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