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厚労省の早期下船方針に乗船中の男性「決定は遅きに失した」

 横浜・大黒ふ頭に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のデッキで過ごす乗客ら=13日午前
 横浜・大黒ふ頭に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のデッキで過ごす乗客ら=13日午前

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)拡大を受け、厚生労働省は13日、乗客乗員のうち高齢で持病がある人にウイルス検査を実施し、陰性が確認された希望者を優先的に下船させると発表した。

 船内待機の期限とされる19日まであと数日。ダイヤモンド・プリンセスに乗船中の千田忠さんは、「高齢者にとって住居地を変えることは肉体的、精神的ストレスになる。残りの日数と宿泊施設に移動する負担を考えると、この決定は遅きに失したのではないか。五月雨式に下船させる理由がよくわからない」と話す。

 千田さんは下船対象ではないといい、「引き続き大量の人が船内に残される。船内で感染していれば潜伏期間の起点を何日と考えたらいいのか。船内感染の対策がどうなっているかわからない」と不安を募らせる。

 千田さんは一部の乗客と連絡を取っているといい、「長く狭い部屋にいて、身体的、精神的な症状が出始める人もいる」と指摘。船で活動する関係者には感謝しているとする一方、「持病や障害などで個別の医療ケアや生活支援が必要になる人が出ることは予想できた。結果的に肺炎以外で体調が悪化する人もおり、今後同様のことが起たときにどうするか、検証して経験を生かしてほしい」と話した。

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