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【話の肖像画】弁護士・北村晴男(63)(4)高校野球で得た「信念」

 《甲子園の夢は果たせなかった。だが監督の言葉を胸に、次の目標を司法試験に定め、浪人を経て早稲田大学に進学した》

 もちろん、司法試験は意識していましたが、大学生活は酒とマージャン、女の子たちとよく遊ぶ日々でした。父親には「司法試験を受けて弁護士になる」と告げました。父親からは「大学4年間は援助するが、それ以外は援助しない」と明言されていました。そこで「学習塾を開いて勉強を続ける」と言うと、「よく考えろ。そんなことして司法試験に受かるわけないだろ」と諭されました。その後、父親には「若い頃は夢を見るものだ。早くあきらめて、手に職をつけ、安定した生活をしろ」と何度も言われました。父親の人生の中では、大学出の人間は知識だけをひけらかして、何も仕事ができない、という思いがあったのです。偉そうなこと言って大学まで行っても、何も身についていない。大学に行っても、ろくなことがないというのが大前提としてありました。(聞き手 大竹直樹)

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