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【しずおかこのひと】いぬじゅんさん 静岡書店大賞で「映像化したい文庫」部門大賞を受賞 

いぬじゅんさん
いぬじゅんさん

 地域密着型文学賞としてすっかり定着した「静岡書店大賞」。8回目の昨年は「映像化したい文庫」部門の大賞に浜松市在住のいぬじゅんさんの作品が選ばれた。奈良県出身ながら転職先の会社と浜松市がすっかり気に入って、デビュー後もそのまま暮らし続けている。地方都市で“本業”である介護福祉関連の会社員と並行して創作活動を続けるユニークな作家は、デビューから5年を過ぎてますます円熟味を増している。(田中万紀)

 --受賞おめでとうございます

 「ありがとうございます。5年前に日本ケータイ小説大賞の受賞をきっかけにデビューしたのですが、こんなに続くとは。正直なところ1作で終わると思っていたのに、もう20作ほど書きました。作家といわれるのはおこがましく、まだ慣れないし夢ではないかと思っています」

 --本業と作家との時間配分も大変では

 「昨年は作家業も本業も忙しかった。それでも書くのは楽しく、書いていると時間を忘れてしまいます。本業は正社員で週5日1日8時間の勤務。夜と休みの日が作家活動です」

 --なぜ作家になろうと思ったか

 「なろうと思ったわけではないんです。ちょうど10年前に、大失恋した女友達を励まそうと、彼女の恋が成就する小説を書いて携帯小説サイトに投稿し、たくさんの反響をいただいたことがきっかけです。そこから中高生向けの携帯小説をサイトにアップし始めました」

 --作家活動にに専念しないのか

 「専念するのは危険です。ケアマネジャーの仕事をしているのですが、毎日いろいろな方とお話しする中で、ほわっとネタが浮かぶんです。それがなくなったらネタ切れになってしまう。もちろん経験していなければ書けないこともあります。静岡書店大賞受賞作は婚活がテーマなのに、私には婚活の経験がないので、まずは自ら婚活パーティーに参加しました。物語をつくるにはインプットが必要です」

 --静岡書店大賞の受賞もあり、昨年は転機の一年となった

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