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【ふるさと富士】羊蹄山 変わる山麓、変わらぬ蝦夷富士

世界中のスキーヤーでにぎわう“ニセコリゾート”。夕日に照らされた羊蹄山が目の前に広がった=北海道倶知安町のニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場
世界中のスキーヤーでにぎわう“ニセコリゾート”。夕日に照らされた羊蹄山が目の前に広がった=北海道倶知安町のニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場

 山頂にかかった雲が流れ、雪をまとった羊蹄山(ようていざん)が目の前に広がった。富士山にそっくりな姿に驚く。

 標高1898メートルの羊蹄山は北海道の道央では最高峰。成層火山で緩やかな裾野をもつ。山頂を境に5町村に分かれ、「蝦夷富士(えぞふじ)」として親しまれている。

 4つの登山道が整備されており、夏季は往復約10時間の厳しい山行となる。支笏洞爺(しこつとうや)国立公園に含まれ、100種を超える高山植物が花を咲かせる美しい山でもある。

 そんな羊蹄山の周辺の様子が15年ほど前から変わってきた。山麓の倶知安(くっちゃん)町やニセコ町では、良質のパウダースノーを求め、豪州やアジア、北欧からスキーヤーが増加。スキー場近くの比羅夫(ひらふ)地区はアパレルショップやバーが立ち並び、まるで海外のリゾートに入り込んだようだ。

 倶知安町では外国人の年間宿泊者がここ10年間で5倍に増え、平日は8割が外国人客のホテルもあるという。地価の高騰が止まらず、地価上昇率は近年、道内トップクラスの伸びだ。

 羊蹄山の山麓で生まれ、職場も嫁ぎ先も近くだという公務員の30代女性は「登ったことはありませんが、羊蹄山を見ると心が落ち着きます。雄大な姿は昔から変わりません」と話してくれた。(写真報道局 桐山弘太)

 掲載写真を実費でお分けします。産経ビジュアル03・3275・8775(平日の午前11時~午後6時)。

 動画は「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。

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