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【編集者のおすすめ】『保険ぎらい 「人生最大の資産リスク」対策』荻原博子著 支出を抑えるテクニック

『保険ぎらい』
『保険ぎらい』

 保険に冷たい目が向けられている。かんぽ生命の不正販売問題で、多くの人が被害を受けた。組織や販売員に非があるのは言うまでもないが、加入者側の保険に対する「無関心さ」も大いに反省する余地がありそうだ。

 「保険は、難しいから」と専門家(営業パーソン)に相談した結果、余計な保険商品を買わされていたというケースは多いのではないか。タイトルの「保険ぎらい」はダブルミーニング。文字通り「生命保険(会社)嫌い」とは別に、その「難解さ」から苦手意識を抱いてしまうという意味もある。

 だが、保険用語がわかりにくいだけで、保険の仕組みは「クジ」と一緒でいたって単純。身も蓋もない金融商品を私たちは買わされていると著者はいう。

 本書では、難しい保険用語を使わずに、生命保険がいかにシンプルで合理的なものかを説明する。また、生命保険はアフターフォローがないため、「同じ保障なら、保険料が最も安い商品を選ぶべき」とも。「保険に入らないと不安」という人は「健康保険」を活用すればいい。高額療養費制度を使えば、医療費もかなり節約でき、入院や出産時の手当ても充実している。

 ほかにも、介護の自己負担額を抑える「介護保険」活用法や、病院・薬局との賢い付き合い方など、支出を抑えるテクニックを豊富に紹介。毎月の生活費に占める保険費の割合は大きい。「保険の節約」こそ、老後資金を確保する最適手段といえよう。(PHP新書・800円+税)

 PHP研究所第二制作部副編集長・大隅元

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