PR

ライフ ライフ

新型肺炎 クルーズ船客「帰れないのか」 室外のぞくと、見張り役「戻って」

 個室の客室内はベッドやシャワー、電気も使え、プライバシーも守られているが、女性は「旅行の日程分しか身の回り品を持っていないのが心配」。食事の配膳が遅く、空腹を我慢するのがつらいとも訴えた。

 妻とともに乗船した札幌市の男性(70)は、熱などの症状はなく、船内電話で他の乗客らと「いつ下船できるのだろうか」と話し合ったという。

 乗客には、さまざまな持病がある人も。毎朝3種類の高血圧の薬を服用しているという高齢男性は「あと2日で薬がなくなる」と不安を募らせる。船内では5日夕、薬が必要な乗客は「各部屋に配る依頼書に記入してください。無料で調整する」とのアナウンスが流れた。政府高官は取材に「薬は政府がちゃんと船に届ける」と語った。

 妻と乗船した群馬県の男性(63)も同日は客室から出ず、外の様子は分からないまま。「船を下りられるのは10日とか2週間後になるだろう。当分、家には帰れない」と覚悟しているという。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ