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新型肺炎 クルーズ船客「帰れないのか」 室外のぞくと、見張り役「戻って」

停泊していた横浜港から太平洋上へ向かうクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=5日午後(共同通信社ヘリから)
停泊していた横浜港から太平洋上へ向かうクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=5日午後(共同通信社ヘリから)

 横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者10人の新型コロナウイルス感染が5日、新たに確認された。乗客乗員約3700人は2週間、船内に足止めされることになり、乗客からは「帰れないのか」「薬がなくなる」と戸惑いや落胆の声が漏れた。乗客は客室にとどまるよう指示され、缶詰め状態に。海上で孤立した状態の船内では、朝食の提供が昼過ぎにずれ込むなど、乗客に我慢を強いる事態も出始めている。

 夫とともにツアーに参加した乗客の50代の女性によると、5日午前8時10分すぎの船内放送で、乗船者10人から陽性反応が出たことを告げられ、自室での待機を要請された。

 その後、朝食をルームサービスで配るとの船内放送があった。しかし、なかなか届かないため、女性が客室のドアを開けて廊下を見渡すと、少し離れた場所に“見張り役”の乗員とみられる男性が1人いて、身ぶり手ぶりで「顔を出さずに室内に戻ってほしい」と指示された。

 ドアを閉めてしばらくすると廊下から声が聞こえ、間もなく英語と日本語だった船内放送に中国語が加わり、客室で待機するように求めた。一部の中国系の乗客が客室の外に出たとみられる。

 結局、ペットボトルの水が正午前に、トーストのサンドイッチ、果物が午後1時前に、ようやく届いたという。約1時間後にはハンバーガー用のパンにハムとチーズ、サラダがはさまれたサンドイッチなどが昼食として客室に届けられた。

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