PR

ライフ ライフ

iPSパーキンソン病治験、さらに2人実施 京大、経過は順調

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経のもとになる細胞を作り、パーキンソン病患者の脳内に移植する治験について、平成30年に最初の患者に手術を行った京都大が、さらに2人の患者に手術を実施していたことが5日、分かった。計3人の患者はいずれも目立った副作用などはなく、経過は順調だとしている。

 最初の手術は30年10月に京都大病院で実施。翌年、同病院で2人に手術を行った。いずれも移植した細胞のがん化や拒絶反応などは起きていないという。症状が改善したかどうかは明らかにしていない。

 治験計画の対象患者数は7人で、残り4人の手術を令和2年度中に行う計画。術後は2年間にわたって安全性と有効性、保険医療としての適切性を確認する。チームは「1日も早く新たな治療を患者に届けるため、慎重に治験を進めていく」としている。

 パーキンソン病は、脳内で神経伝達物質のドーパミンを出す神経細胞が減り、手足の震えや体のこわばりなどが起こる難病。国内患者数は約15万人とされ、根本的な治療法はない。

 チームは拒絶反応が起きにくい免疫タイプを持つ健常者の血液から作って備蓄していたiPS細胞から、ドーパミンを出す神経細胞のもとになる細胞を作製。患者の脳に移植することで症状の改善を目指している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ