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新型肺炎、クルーズ船の乗船者10人が感染、重症者なし 客室待機長期化へ

横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内でクラシックの生演奏を楽しむ乗客ら。船内での移動は制限されていない=4日午後6時ごろ(乗客提供)※一部画像を処理しています
横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内でクラシックの生演奏を楽しむ乗客ら。船内での移動は制限されていない=4日午後6時ごろ(乗客提供)※一部画像を処理しています

 新型コロナウイルスに感染した香港の男性(80)が乗っていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員約3700人に行っていた検疫作業をめぐり、加藤勝信厚生労働相は5日午前に記者会見し、乗船者10人が新型ウイルスに感染していたことを明らかにした。厚労省によると、いずれも意識はあり、重症者はいない。神奈川県内の医療機関に搬送、入院する。無症状の人や検査で陰性だった人なども潜伏期間や感染拡大防止を考慮し、5日から最大14日間船内にとどまってもらう。

 厚労省によると、3日夜から乗客乗員全員に体温測定や問診などを行い、発熱やせきなどの症状がある120人、濃厚接触者153人の計273人分の検体を採取。これまでに31人分の検査結果が出ており、50代と60代が各4人、70代と80代が各1人の計10人の男女に陽性反応が出た。うち50代女性、60代女性、60代男性の3人が日本国籍。全ての検査が終了するまでに数日かかる可能性もある。

 厚労省によると、同船には3日夜に横浜港沖に停泊した時点で、乗客2666人、乗員1045人の計3711人が乗船。国籍は日本を含む56カ国・地域にわたり、乗客の1281人が日本国籍。4日未明に脳梗塞の疑いで搬送された乗客の男性と妻、感染者10人の計12人を除く、3699人が船内に残っている。

 新型ウイルスは高齢者や持病がある人で重症化しやすいことから、健康状態を見極めながら症状のない人のウイルス検査を行うことも検討しているという。

 船内では、感染者の発生や当面の間船内にとどまってもらうことなどが伝えられており、厚労省は「感染予防のため、他の乗客と接触しないようにできるだけ客室で待機してほしい」と呼びかけている。

 同船の運営会社や厚労省によると、同船は1月20日に横浜を出港。25日に寄港した香港で、感染者の香港の男性は下船し、その後現地で感染が確認された。男性は22日に鹿児島で一時下船し、バスツアーに参加していた。同船は香港の後、ベトナムや台湾を経て2月1日に那覇に寄り、横浜に戻った。

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