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【動画】新型肺炎、韓国、雪不足…さっぽろ雪まつり多難な開幕

 雪まつりには例年、中国など海外から多くの観光客が集まる。市によると、昨年は約273万7000人が来場し、3会場開催となった平成5年の第44回以降で過去最高を記録した。このうち外国人が約32万7000人と約12%を占めた。

 しかし、いわゆる徴用工問題をきっかけに日韓関係が悪化し、北海道でも韓国人観光客が激減している。国土交通省の新千歳空港事務所によると、空の玄関口となる新千歳空港の昨年12月の国際線旅客数(速報値)は、韓国路線が約4万4千人で前年同月比33・5%と低迷。一方、中国路線は対前年比156%の約8万8000人だった。

 ところが、新型肺炎問題で、中国が先月27日から海外への団体旅行を停止。このため、札幌市は宿泊施設に調査し、3月末までのキャンセル数が推計延べ13万3000人分に上り、64億円程度の経済損失が生じると試算した。

 秋元克広市長は3日の記者会見で「春節(中国の旧正月)と雪まつりという中国からの観光客が多く見込める時期。非常に大きな影響がある」と懸念を示した。市は、北海道外から日本人観光客を呼び込もうと、宿泊予約がしやすくなっているという情報の周知に努めている。

 国や道などの関係機関も、新型肺炎の影響を受ける中小企業向けに経営相談窓口を設けている。中国人の訪日需要を背景に、好調に伸びてきたインバウンド(訪日旅行)は曲がり角に立ったようだ。

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