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新型肺炎「水際で食い止める」 急がれる公共施設の対策

春節の最終日、新型肺炎の流行を受け大阪市中央区の観光地周辺ではマスクを付けた観光客の姿が目立った=2日午前、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
春節の最終日、新型肺炎の流行を受け大阪市中央区の観光地周辺ではマスクを付けた観光客の姿が目立った=2日午前、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)

 国内で複数の感染者が確認された新型コロナウイルスによる肺炎。感染者と長時間近くにいる「濃厚接触」で感染リスクが高まるとみられている。不特定多数の人が集まる病院や駅といった公共施設のほか教育施設は、さらなる感染拡大を防ぐため対策を急いでいる。(吉国在、木ノ下めぐみ、江森梓)

■病院では

 「できるだけ水際で食い止めて、院内感染という最悪の事態を避けたい」。松下記念病院(大阪府守口市)感染制御室の松林宏実看護師長は危機感を募らせる。

 免疫力が弱まった患者が集まる病院では感染リスクが高まり、細心の注意が必要だ。同病院では、高熱などの症状があり、中国への渡航歴のある外来患者に対し、問診で疑いのある場合は、隔離専用の別室で待機してもらうようにしている。

 感染しても発症しない人もおり、職員らはマスクを着用して感染を予防している。ただ、市販のマスクは品切れ状態が続き、病院でもマスクの確保が難しくなっている。松林看護師長は「事態は刻々と変化している。ウイルスがどう変異していくか気がかりだ」と語る。

■教育現場は

 受験シーズンを迎えた教育現場でも、対応に苦慮する声が上がる。

「力を出し切るだけでも大変なのに戦う敵が増えて、受験生はしんどそう」

 個別指導塾「ベストワン」JR茨木校(大阪府茨木市)の加藤貴大(たかひろ)学校長(32)は心配する。人混みを怖がる生徒もいるため、不安がらず落ち着いて対応するよう呼びかける文書を配布。教室内をアルコール消毒し、消毒液を設置した。「インフルエンザと同様の対応しかないが、生徒の不安を少しでも取り除きたい」と話す。

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