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帰国者、住居や教育課題に 施設滞在は2週間めど

埼玉県和光市の国立保健医療科学院=1月31日
埼玉県和光市の国立保健医療科学院=1月31日

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で封鎖された中国・武漢から政府のチャーター機で帰国した邦人は、発熱などの症状が出て入院した人らを除き、政府が用意した施設に滞在している。武漢に戻れるめどは立たず、約2週間となる滞在期間後の住居や、子供の教育機会の確保が課題となる。

 「人と会うことはないです」。受け入れ先の一つ「国立保健医療科学院」(埼玉県)に入った日本語教師の女性(39)は話す。食事や生活用品は部屋の外に置かれ、人の気配がない時にドアを開けて受け取る。武漢に戻れる時に備えて授業の準備を進めるが先が見通せず不安もある。

 新型肺炎の潜伏期間は最大14日とされ、帰国者は同程度の期間“隔離”され、症状がなければ自宅や実家に移る。日本に住居がない人にとっては、その後の新たな生活拠点が必要になる。

 一方、親と共に帰国を余儀なくされた子供たちは長期間、教育を受ける機会を失う可能性がある。都教育委員会の担当者は「子供たちの学びの機会を奪ってはならない」と強調した。

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