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「日本にラグビー根付き始めた」元NZ代表のマイケル・ブリューワーHC

ラグビー元ニュージーランド代表、マイケル・ブリューワーさん(南雲都撮影)
ラグビー元ニュージーランド代表、マイケル・ブリューワーさん(南雲都撮影)

 「日本人がもっと深くラグビーを知りたいと思い始めた。ラグビーが少しずつだが日本に根付き始めている気がする」

 ラグビー元ニュージーランド代表「オールブラックス」で、日本のトップリーグ(TL)・NTTドコモ(大阪)ヘッドコーチ(HC)のマイケル・ブリューワー氏(55)は語る。

 イングランドなど強豪5カ国で代表コーチやプロリーグHCを務めてきた指揮官に、日本はラグビーに対して「若い国」と映った。高校、大学を経てTL入りする選手ですら、肉体的にも精神的にも未熟に感じたという。

 「何より『今後どういうラグビーをしたいのか』というビジョンが、日本ラグビー全体に見えなかった」

 こうした中、アジア初開催となったW杯日本大会で、日本代表は初の8強進出。「大会を盛り上げるのに、日本代表の活躍は欠かせなかった」とプレーやメンタリティーを高く評価する。日本国内のラグビー熱はW杯後も冷めず、自身がHCとして参戦するTLに注目が集まっていることを「素直にうれしい。若い世代の憧れにもなっていくだろう」と喜ぶ。

 一方、日本のラグビー人気が一過性の現象にならないための取り組みが今後重要になるとも説く。「私の母国のように高校や大学レベルから、同じ方向に向かってラグビーを発展させていくことが必要だ」

 日本ラグビーフットボール協会や選手らに求めるのは、TL全体でプレーのレベルを底上げし、各チームが地域との連携を深めていくことだ。2015年W杯では、強豪・南アフリカを破り、ラグビー人気に一度火が付いた中で、定着させられなかった苦い経験がある。それだけに「にわかファンにもオールドファンにとってもラグビーが最高のエンターテインメントであり続けないといけない」と強調している。(宇山友明)

 ニュージーランド代表のフランカーとして1980~90年代に活躍。テストマッチの回数を示す代表キャップは32。95年W杯の準優勝にも貢献した。現役引退後はスコットランド代表コーチなどを経て、平成30年度からNTTドコモHC。

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