PR

ライフ ライフ

写真家の奈良原一高さんが死去 戦後の写真界をリード

 独自のフォトドキュメンタリーで戦後写真史に大きな足跡を残した奈良原一高(ならはら・いっこう、本名・楢原一高=ならはら・かずたか)さんが19日、心不全のため死去した。88歳。葬儀・告別式は家族葬として行う。喪主は妻、恵子(けいこ)さん。

 早稲田大大学院在学中の昭和31年、長崎県・端島(通称軍艦島)と鹿児島県・桜島で厳しい環境下に暮らす人々を撮った初の個展「人間の土地」で脚光を浴びた。人間の生きる姿を詩情豊かに捉えた写真で一躍注目を集めた。

 33年に個展「王国」で日本写真批評家協会新人賞を受賞。翌年、写真家集団「VIVO」を東松照明さんや細江英公さんらと結成、時代をリードする写真家の一人となった。

 43年に芸術選奨文部大臣賞を受けた写真集「ヨーロッパ・静止した時間」をはじめ、スケールが大きく、劇的で美しい構成の作品が内外で高く評価された。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ