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古式泳法で寒中水泳 三重県津の海岸で 新成人を祝う

 「成人の日」の13日、三重県津市の無形文化財に指定されている古式泳法「観海流」による恒例の「寒中水泳大会」が同市の阿漕(あこぎ)浦海岸であった。ダウンジャケットを着ていても肌寒い中、観海流●(=さんずいに因)水(しゅうすい)会の会員ら24人が下帯や水着姿で見事な初泳ぎを披露。詰めかけた約150人の市民らが拍手を送っていた。

 観海流は江戸時代末期に外国の黒船などに対抗しようと生まれた日本泳法12流派の一つ。津などを治めた藤堂藩で武道として重んじられ、顔を出しながらの平泳ぎを基本に団体で長距離を泳ぐ。同会は毎年、心身の鍛錬とともに成人を祝う意味も込めて寒中水泳を披露している。

 この日午前11時の気温は11・3度、水温は10・5度。上杉初男理事長(68)らが初泳ぎの儀として塩や酒をまいて海の安全を祈願。立ち泳ぎをしながらの水書で令和の出展元の万葉集の梅花の歌32首の序文にちなんだ熟語「気淑風和」としたためた。

 県立津高水泳部員らも参加した古式沖渡りでは、「よーゆこーれ(誉勇講礼)」のかけ声に合わせて群泳した。

 初めて参加した最年少の同市立上野小6年の岡丈陽君(12)は「最初はめっちゃ冷たくて、息がしづらかったが、泳ぎ切れてよかった」と話していた。

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