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【話の肖像画】福岡ソフトバンクホークス球団会長・王貞治(79)(13) 現役引退…残留で後悔

 《現役生活22年間、868本塁打、1967得点、5862塁打、2170打点、2390四球、427敬遠、出塁率4割4分6厘、長打率6割3分4厘は通算日本記録として燦然(さんぜん)と輝く。55年を最後に引退したが、長嶋茂雄監督“解任騒動”に巻き込まれた。そして今でも「悔いが残る巨人残留」》

 公式戦が終わった翌日(10月21日)に引退会見をやる予定でした。ところが、ミスターの監督退任騒動があって、それどころではなくなった。結局2週間後の11月4日に引退発表(東京・芝の東京グランドホテル)しましたが、この件でひとつ悔いが残っていることがあります。

 それはユニホームを脱いだら、一度外に出て野球を見るべきだったということです。ずっと同じ所にいると視野が狭くなる。外に出ると中からでは見えない部分も見えてくる。僕もそうするつもりでした。

 でもあの時は「長嶋さんが辞める。その上、王も」ということになると球団は大変だった。球団側に説得されました。僕もジャイアンツに恩義があったので、最後は折れて(助監督を)受けることにしましたが、今考えても毅然(きぜん)として、「将来的には戻って来ることはできますけど、ここは外に出ます」と言えなかったことは、今でも悔いが残ってます。(聞き手 清水満)

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