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【がん電話相談から】Q:卵巣がん再発、分子標的薬を使いたいが…

効果ありが条件 別の薬剤の選択も

 Q 50代女性です。平成29年に胸部エックス線検査で肺に水がたまっていること(胸水)が確認され、水を抜きました。婦人科を紹介され、卵巣がんと診断され、卵巣と子宮の摘出手術を受けました。化学療法「TC療法」(パクリタキセル、カルボプラチン併用)がスタートしました。30年にリンパ節転移があり、単剤の化学療法を受けました。令和元年7月に分子標的薬リムパーザの使用条件を確かめるために、再びTC療法が施行されました。その結果、主治医からはリムパーザは勧めないと言われました。

 A 卵巣がんで使える分子標的薬には2種類あり、その一つがリムパーザです。ただし、投与にあたってはいくつか条件があります。

 Q 詳しく教えてください。

 A リムパーザが使える条件の一つは、BRCA1または2というがん抑制遺伝子に変異があることです。変異陽性であり、初回治療でTC療法が有効なケースなら、再発・予防を目的としてリムパーザを保険適用で用いることができます。

 もう一つの条件は再発卵巣がんで、TC療法が有効である場合です。TC療法に続きリムパーザを用いることで再々発を予防するのです。

 Q 私の場合はどうでしょうか。

 A あなたはBRCA1、2の検査をしておらず遺伝子変異は不明ですが、再発がんなのでTC療法が有効であれば、リムパーザに移行できます。2度目のTC療法の後、腫瘍マーカー「CA125」の数値はいかがでしたか。

 Q 令和元年9月に同マーカーが146だったのが、2度目のTC療法後の同年11月には230に上昇。その前には400台のこともあり、それと比べると下がっているのですが。

 A 同年11月には上昇していますので、残念ながらその時点ではTC療法の効き目が少なかったという判断になります。

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