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40代から遺影準備「モデル気分で」 終活ブームで変化

スマートフォンで自分の遺影を撮るイベントで、撮影の仕方を学ぶ参加者ら=昨年11月18日、大阪市北区(沢野貴信撮影)
スマートフォンで自分の遺影を撮るイベントで、撮影の仕方を学ぶ参加者ら=昨年11月18日、大阪市北区(沢野貴信撮影)
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 これまで遺族が選ぶことが多かった遺影を生前に自分で用意する人が増えている。プロカメラマンによる撮影会が開催されるほか、写真スタジオでの撮影も盛況だ。お気に入りの服や着物を着用し、モデル気分で華やかな写真を撮影するケースも目立つ。自分で死後に備える「終活」が定着しつつある現在、遺影をめぐる価値観も変わってきているようだ。(土屋宏剛、沢野貴信)

スマホの“自撮り”で美しく

 《日本一明るいセルフ遺影撮影会 合言葉はいえ~い》

 こんなユニークなうたい文句のイベントが昨年11月18日の「いい遺影の日」に、大阪市北区のパナソニックセンター大阪で開かれた。参加者自らが自分の遺影を撮影する“自撮り”の撮影会だ。

 撮影前のメーク講座では、専門の講師が写真で肌色をよく見せるため、普段より鮮やかな口紅を使うことや、眉毛を鮮明に描くことなどを参加者にアドバイス。プロカメラマンがスマートフォンのカメラで光の当たり方などを意識する自撮りのテクニックを教えた。

 主催した資生堂近畿支社の畑中美紀さん(43)は自撮会とした理由について、「旅先で、家族と一緒に撮影した自然な笑顔の写真を遺影に使いたいという人が多いため」と説明。参加した大阪府高槻市の主婦、田中宣子さん(61)も「気に入った場所で好きな服で遺影を撮影したい」と自撮りした遺影を使うことに前向きな様子だ。

 開催前に参加者は60歳以上と想定していたが、参加した女性6人のうち60代は1人で、他はいずれも40~50代。畑中さんは「『病気やけがで動けなくなる前に』『きれいでメークやおしゃれを楽しめるうちに』などの理由で早めに準備を始める人が増えているのでは」と分析する。

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