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【話の肖像画】福岡ソフトバンクホークス球団会長・王貞治(79)(1)「国を背負う」ということ

 《「JAPAN」が底力をみせてWBCの初代王者となった》

 日本には外国のチームにはない、日の丸に対する思いがあったと思います。プロ野球は日頃、日の丸と縁のないところでやっていますが、WBCで日の丸を背負うことの素晴らしさ、意気に感じてやるということが、はっきり出たと思っています。僕にとっても“国を背負う”ということは初めて。いい経験でした。WBCは当時、米本土では盛り上がっていなかったのですが、帰国して日本の熱狂ぶりにビックリしました(ちなみに決勝戦の平均視聴率は43・4%、瞬間最高56%、関東地区、ビデオリサーチ調べ)。世界で戦うということの素晴らしさをファンは期待しているのを実感しました。(聞き手 清水満)

【プロフィル】王貞治

おう・さだはる 昭和15(1940)年、東京生まれ。早稲田実業高時代の32年、春の選抜優勝投手に。34年に巨人へ入団して打者に転向、長嶋茂雄との“ON砲”で9連覇(40~48年)に貢献。現役22年間で通算868本塁打、本塁打王15回など数々の打撃タイトルに輝く。その後巨人、ダイエー(現ソフトバンク)監督に就任、平成11年に日本一。現ホークス球団会長。

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