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ドイツ人監督招聘できず 保護者ら「まるで詐欺」 神村学園の通信教育施設

 サッカーや野球など鹿児島県のスポーツ強豪校「神村学園」高等部が4月、兵庫県淡路市に開設した広域通信制の教育サポート施設「淡路島学習センター」で、サッカーの練習などに時間を費やし、適切な学習指導が放置されていた疑いのあることが26日、産経新聞の取材で分かった。こうした状況を受け、新入生22人のうち10人が8月末までに自主退学。学園側も運営上の問題があったと認めた。元生徒の保護者らが27日にも、学園などに総額2千万円超の損害賠償を求める訴訟を松江地裁益田支部に起こす。

 サッカー漬けの環境を打ち出した神村学園の通信制教育サポート施設「淡路島学習センター」で、日々の勉強が放置されていた疑いが浮上した。ただ、センター側が「ドイツ人監督によるサッカー指導」をうたって新入生22人を迎えながら招聘(しょうへい)を実現できないなど、サッカーの練習環境も思い描いた理想と違っていた。元生徒や保護者らは「入学前の約束は守られなかった。まるで詐欺だ」と一様に怒りをあらわにする。

 元生徒らによると、センターが寮として借り上げた兵庫県淡路市内の民間施設で集団生活。サッカーの練習は近隣の県立グラウンドや砂浜で実施していた。

 センター側が設けたウェブサイトには、サッカーの最先端を学ぶため、指導者にドイツ人監督を招くと記載。Jリーグで監督経験があり、来季は女子プレナスなでしこリーグのINAC神戸で監督を務めるドイツ出身の世界的指導者、ゲルト・エンゲルス氏を「育成アドバイザー」に据え、トレーナーを含むスタッフ数人で生徒らの技能向上を支えるとしていた。

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