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【がん電話相談】Q:尿管がんの肺・リンパ節転移 次の治療法は?

 しかし、肺転移が消える一方で、鎖骨部と傍大動脈のリンパ節にがんの転移が確認されました。放射線治療も受けたので、効けばいいのですが。

 放射線の効果があったかどうか、大切なポイントとなります。今後ですが、肺転移にキイトルーダが効いたとのことですので、内服薬で甲状腺の症状を回復させた後、再びキイトルーダに挑戦するのも一つの方法だと思います。

 ほかの選択肢はありますか。ネットで民間療法の情報を調べましたが、どうですか。

 民間療法は信頼できるいい治療結果が学会でほとんど報告されていないのが現状です。自由診療となりますので、治療費も高くなります。積極的治療による副作用が心配であれば、緩和療法も選択肢の一つに入れ、主治医と相談するのが良いでしょう。(構成 大家俊夫)

 回答には、がん研有明病院顧問(泌尿器科)の福井巌医師が当たりました。専門医やカウンセラーによる「がん電話相談」(がん研究会、アフラック、産経新聞社の協力)は月~木(祝日、年末年始除く)午前11時~午後3時に受け付けます(03・5531・0110、無料)。個人情報を厳守します。相談内容が本欄やデジタル版に匿名で掲載されることがあります。

《ミニ解説》

血尿が主要なサイン

 尿管がんは尿の通り道にできる尿路がんの一つで、まれな疾患だ。尿路がんにはほかに、腎盂(じんう)、膀胱(ぼうこう)、尿道のがんがある。

 福井医師によると、尿路がん共通の早期の症状としては血尿があり、とくに自分の目で見て確認できる「肉眼的血尿」が出たときは要注意だ。

 尿管がんの診断には腹部造影CT(コンピューター断層撮影)検査、尿管カテーテルを用いた上部尿路細胞診検査、尿管鏡検査などが有用という。

 福井医師は「尿管の壁は膀胱と違って薄いので、浸潤しやすく、ひいては転移につながりやすい特徴がある。早期の診断が望まれる」と話している。

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