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【教えて K-da先生】 ブラック校則 「自分たちで考えて守る」が大切

 女子のスカートは膝丈、髪をとめるゴムは黒、男子の頭髪は刈り上げ禁止-。学校のルールのうち、皆さんが「常識的におかしい」「理由がよく分からない」という決まりを「ブラック校則」と呼びます。近年、このブラック校則を見直そうという動きが始まっています。

 そもそも校則とは何のためにあるのでしょうか。児童・生徒が学校生活を平和で安全に過ごし、勉強に励むように、と決められたはずです。

 例えば、火薬など危険物を持ち込まない、屋上からモノを落とさない-などは理由が分かりますよね。

 しかし、量販店で安く売っているのに学校指定のシャツを購入・守らせたり、スカートの丈を1センチ単位で測ったり、というのはどうでしょうか。まして、生まれつき茶色の頭髪を黒く染めさせるという指導は、全く趣旨が分かりません。

 校則が厳しくなった理由の一つに10年ほど前から、「ゼロトレランス」(寛容度ゼロ)という指導法が広まったことにあるといわれています。それまでの指導は先生の裁量に任せられる部分が多くありました。しかし、先生の説明責任が求められ、指導に差がつかないようにゼロトレランスが提唱されたようです。

 校則は前出の「安全で平和な学校で勉学に励む」という目的に合致していればいいのではないでしょうか。

 私はこう考えます。生徒が学校生活に必要なルールを考え、提案し、先生と話し合って結論を出す。そして、それを守るためにどう行動するかを考えることが大事です。

 だからといって、教育委員会などが外部から見直しを命令するのもおかしなことです。

 学校では「自分たちで決めて自分たちで守る」という民主主義の基本を学ぶのも大切だと思います。

 ◇

 K-da先生 中学校社会科教諭から新聞記者になり、教育問題などを取材してきました。趣味は登山と街歩き。世の中の難しいことを、簡単に分かってもらおうと頑張っています。

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